冬の車中泊(防災)アイテム・防寒着のご紹介

防災

今回は、いつ大雪などでスタックしても、車内で1晩過ごすための対策アイテムのご紹介です

※本格的な車中泊のアイテムではありませんのでご了承ください

車内に常備しておきたい、冬場の防災・車中泊アイテム

災害が起きたときなどには、急な車中泊が必要になることがあります

そのときへの備えで、我が家が車に車載してる装備品をご紹介

しかも我が家は息子と2人分を常に乗せているため、エブリイのラゲッジルームは荷物でギッシリです(上の写真は私用の1人分のみの量)

夫のぶんは夫の車(ウエイク)のラゲッジルームの下の余分なスペースに入れてあるはずです(1年以上確認はしていないので確信はない)

シュラフ

まずはシュラフですが、車内に常備しておくとなると、かさばる本格的な大きなシュラフは難しいので、薄手のシュラフとエマージェンシーブランケット(アルミシート、サバイバルシートの寝袋型)で最小スペースにしています。

まず、コンパクトなシュラフは薄っぺらくて、真夏でもない限りこれだけだと到底寒くて寝られません(ダイソーで販売している1000円の寝袋も、冬には全く間に合わないモノと思ってください)


シュラフの上から、寝袋型のエマージェンシーブランケット(アルミブランケット)を足しても、真冬はとてもじゃないと寝れません、ただし無いよりはある方が断然マシで、まず凍死しないための最小アイテムだと思ってください。


私の乗っているエブリイの場合は、シートアレンジでほぼ寝れる状態に車内をレイアウトできます。防災用に車を選ぶなら、シートアレンジでできるだけフラットになる車種を選んでおくと、車中泊用マットレスを別に車載しなくて済みます

※もし本格的に車中泊したいのでしたら、マットレスは必要だと思います

ラゲッジルームがフラットで広い車種でも、冬場の底冷えがすごいと凍死してしまうので、そういう車の場合は床にアルミシート敷いて、エアマットを膨らませた上で寝ると良いと思います



 

防寒着

ダイソーの圧縮袋(L)に入れてあるのは、レッグウォーマー、ルームシューズ、上着、そして電気毛布です。

※電気毛布を使う為にはポータブル電源が必要です。

車中泊で眠れない大きな原因が足元からの冷えです。足元をあたためるとだいぶ寝やすくなります

保温用の上着(フード付き)です

私はポータブル電源を持っているので電気毛布ですが、ポータブル電源を持っていない人は普通の薄手の毛布を入れておくと良いと思います

夏用シュラフだけでは全く暖かく無いのですが、内側に毛布を1枚足して、シュラフ+シュラフカバー(アルミの寝袋)をかけて3層にすることで、だいぶ温かみが出ます

着替え

災害時に、それまで着ていた服を着続けられない可能性が結構あります

  1. 災害時に汚れてしまう
  2. 濡れてしまう(汗なども含む)
  3. 動きにくい服装をしている(スーツやお洒落着など)

そのため、圧縮袋(M)には、着替え一式が入っています

まずは男性用のスウェット上下

もし着ている服が汚れていないのなら、元着ていた服の上から羽織れるように2〜3サイズ上のものが好ましいです。また、そのまま外出着としてきていてもおかしく無いような見た目で、私の持っているものは車のライトなどを反射するリフレクターが付いています。

アップするのがちょっとためらわれますが、片側には下着を2セット入れています
全て新品で、ナイトブラ、ショーツ、インナーのシャツ

ナイトブラ(グンゼのキレイラボ)は動画やブログでこれまでもなんども紹介してきましたが、ヘビロテ中なので、サイズ感や着心地も分かった上で、新品を2つ入れています

もし今家で使っているものがヘタったら、車載用のものから日常使いに回して、また車載用に新品を2枚買う、というような防災服の備蓄ローテーションになっています


防災アイテムで、女性が困るのは、ワイヤー入りのブラをつけたままでは寝苦しいけれど、ブラを何もせずにはいられない外の環境で、体のサイズに合うブラトップやスポーツブラがなかなか入手できないということです

あらかじめ普段から、つけたままで寝心地の良いナイトブラをいくつか探しておくのが良いと思います。

レインコート(ポンチョ)

災害時、強風や大雨、また倒壊した建物などからゴミのようなものがいっぱい舞っているような状況に陥ることがあります

そのため、防災グッズにレインコートの上下は常備しておきたいのですが、上のほうは大きめのポンチョにしておくと、外でトイレするときに目隠しとしての機能も果たすことができるのでオススメです

車内で使えるポータブルトイレセットもあるんですが、ずっと車内に居られる状況とは限らないので、車から離れた状況でも、ポンチョを着て移動することで、どこででも、といったらアレですが、一目をしのぶ姿になれます
(男性の場合は動きやすさ重視のレインコートでも良いかもしれません)

あと、私の場合、防寒着の重ね着で相当着膨れするので、ぴったりしたレインコートだとその上から着るのが難しいのもあって、ポンチョを選択しています

私の持っているものは、ワークマンのライトレインポンチョ

フードの部分を帽子にセットすることもできるし、帽子がなくてもワイヤーで前を延長できるので、顔に雨がかかることを防げます

収納袋はサコッシュにもなります

下半身もワークマンのポケッタブルのレインパンツです。

ポータブルトイレ

全員必見!大もできる激安非常用トイレの作り方。災害、登山、旅行に!見ないと損です。
こんにちは!ママキャン!です! 先日、Youtubeにアップしました「最安携帯トイレ」について、追加情報などをブログにまとめていきたいと思います。 まずは動画にて、概要をご覧ください というわけで、なるべく安く簡単...

私はポータブルトイレの研究家なので、いろいろ車載しているので特殊ですが(災害時には防災士として他人のためにトイレを設置しようと思い、積めるだけのトイレの備蓄をしています)、一般的に災害時の緊急用なら、数回分の携帯トイレを積んでおけば十分かと思います

上のリンクのページで携帯トイレの作り方を紹介していますので、ぜひご参照ください

【最安最強】200円で買える!車内でトイレができる完璧トイレ!もちろん(大)対応です!
ダイソー商品2点(200円)で作れる、車載(車中・車用)トイレのご紹介です! 一瞬で作れるのでぜひご参考にしてください トイレ本体で使用しているダイソー商品はこちら(ダイソー公式ネットストア) コンテナBOX4.5...

あと、車内用のポータブルトイレの作り方も以前にアップしていますので、まだご覧になっていらっしゃらない方はぜひご覧ください

もちろん市販のもののほうが使い易いとか、しっかりしていると思うので、用意できるならなんでも良いと思いますが、とにかく準備がゼロを避けられれば。特に女性は

男性は、、、、フリーかもしれませんね(笑)

半日分の食料・水

防災用品の専用品として売っているものでも良いですし、私の場合は普段使いの車載用防災リュックに約1日分くらいの食料をまとめて積んでいます

防災ポーチやめました。防災マニアが長年かけて到達したお出かけシステムを紹介します。What's in my bag, part.3 ママキャン!

食べなくてもすぐには死なないとは思うんですが、やっぱりお腹がすくと辛いです

ガムや飴でもいいから、何か積んでおくと、いざというときに自分に感謝するかもしれません

エアクッション・エアピロー

騙されたと思って、100均のエアクッションを3〜4個買って車載しておいてください

 


セリアやキャンドゥで1個100円で売ってます。私はこれを10個、車載用の防災アイテムとして入れています

車のシートアレンジをフラットにしても、どうしても段差って出ますよね

段差の穴埋めには、専用品のアイテムも売ってるんですが、高いしかさばります


もちろん色々準備して旅立つ車中泊だったら、こういう専用品のほうが寝心地は間違いないと思うんですが、常備品にしておくにはちょっとサイズが大きすぎるんですね

100均のエアクッション・エア枕なら、軽く小さくなりますし、隙間を埋めることも、枕として使うことも、自由自在です。

10個揃えても1000円、5〜6個もあれば十分かと思います。ぜひ入れておいてください。

LEDライト(ヘッドライト必須)

防災アイテムに必ず入れて欲しいLEDライト、充電式でも電池式でもなんでもいいので、2〜3個入れておきましょう

真っ暗では何もできないです

車から離脱することを考えたら小型のヘッドライトは必須です
100均のものでも十分ですので替えの電池と一緒に入れておいてください

しかし、もし体力に自信があって、災害時にも人助けなどができる、瓦礫の山でも乗り越えられるという方は、しっかりした性能の良いヘッドライトを入れておいてください

100均のライトはあくまで100均クオリティで光量などはあまり優れていませんが、登山用などの本格的なものだと機能がいっぱい付いていたり、より照準を絞って照らす、広範囲を照らすなどの加減もできます。がっつりサバイバルするタイプの人には必要かと思います。


ゴミ袋と養生テープ

黒いタイプのゴミ袋を1袋入れておいてください

正直、ゴミ袋ほど優秀な防災アイテムは無いのでは?と思っているくらい万能です

車中泊時に必要なシェード(車の窓の目隠しカーテン)は、ゴミ袋を窓に養生テープで貼り付ければ簡易的な代用になりますし、トイレにもなるし、レジャーシートにもなるし、養生テープで繋げていったらブルーシートのような使い方もできますし、応用すれば寝袋やレインコートなど、なんでも作れます。

ゴム手袋と軍手

手袋は防寒対策にもなるし、ゴム手袋は災害時にしょっちゅう必要になるアイテムですので、ぜひ入れておいてください。

アイテム優先順位

その他、ティッシュ(防災用というか日常用として車載しているはず)など、欲しいものをあげればキリがないのですが、緊急対策としては、

  1. 脱出用サバイバルアイテム(レスキューハンマー、LEDライト、ホイッスルなど)
  2. 寒さ対策(防寒着、シュラフ)
  3. トイレ対策
  4. 食事対策
  5. 睡眠対策(クッション、カーテン類)

のような順番になるかなと思います。

全部を一気に揃えなくても大丈夫だと思いますから、気が向いたとき、余裕があるとき、暇な時間にでも、楽しみながら対策を続けていきましょう

災害はいつくるかもわかりません、こないかもわかりませんから、一時期のブームで焦ってお金を使って、飽きて忘れてしまうようなものにはなるべくせず、楽しみながら趣味のように地味に続けていくほうが役立ちそうだなと思いますし、どんな備えをしていても必ず想定外になるので、何もしてないからと焦る必要も無いのかもしれないと思います

 

 









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