4歳児のための防災グッズ 

グッズ紹介

4歳児のための防災バッグ・グッズ紹介

(この記事の内容の我が家バージョンは下の動画でご紹介しています)

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他人の言葉をやっと理解し出した3歳児から、
自分の言葉で話すようになる4歳ごろ。
この頃の子供の日々の成長は凄まじいですね。

3歳後半くらいまでは、災害時には養育者と一緒に行動することがサバイバルの絶対条件かと思います。自分で自分のこともできない年齢なので、災害時に単独行動をするというのは、迷子になったり事故にあったりで危険が大きすぎます。
なので子供の防災バッグといっても基本は保育者が出し入れして与えたり使ったりという前提で入れていました。

4歳になってもまだまだ養育者が近くにいることは絶対条件なのですけれど、自分でできることが増えてくるものですから、安全な場所で一人で少し長い時間待ってもらうこともあるでしょうし、迷子になったら周りの大人に迷子札を見せて自分の名前を名乗ることは訓練すればできるようになってきます。
(年齢によりできる範囲は個人差が大きいのであくまで我が家の息子君を例にしています)
なにより体重も重くなってくるので、抱っこしての移動は限界があり、自分の足で歩いて避難してもらうことが前提になってきます。

そうすると、保育者とはぐれるリスクも高まるため、子供用の被災グッズには保育者がいなくても自分で扱えるものを中心に入れる、という考えです。

そういった観点から、ママキャン!独自の判断で揃えた4歳児用防災バッグの必要アイテムをご紹介いたしますので、ご参考になれば幸いです。

今回ご紹介するアイテムは
0次防災(常備品)
1次防災(走って逃げれる持ち出し品)
2次防災(避難生活を送るためのアイテム)
で言う1次防災に相当します。

それぞれのアイテムの筆頭に

◉必須
◎重要性の高いアイテム
○できればあるほうが良いが断捨離可能
▲必要な人のみ
△あるに越したことはないが必要性は低い

と独自の重要度チェックを入れておきます

我が家の場合、玄関先に「ふとん干し」をハンガーにして
防災グッズと日常使いのアイテムを同じ場所で管理しています。



◎防寒用の上着

夏でも夜になると寒くなります。
普段から着慣れている長袖の上着は1枚は欲しいところです。

季節に合わせて、真夏ならウィンドブレーカーのような薄い素材、冬はモコモコした厚手のジャンパーを1枚用意しましょう。

急いでいる時に家の中で探さなくても良いように、我が家は防災リュックと一緒に玄関横の布団かけに吊るして、普段使い感覚ですぐ着れるようにしてあります。

◉靴・長靴

雨や雪が降る場合もあるので、災害時はできるだけ長靴を履かせたいですが、長距離を歩くことが想定される場合などは歩きやすいシューズのほうが良いでしょう。

かさばる荷物になりますが、できれば長靴はあったほうが良いアイテム。
余裕がまったく無い場合は諦めますが、可能ならビニール袋に入れて保育者の荷物に入れることになるかと思います。

◉リュック

基本です。できれば遠くからでも自分の子供と判断できるような目立つ色やデザインが良いですよね。できれば撥水や防水のようなバッグだったら良いと思います。
軽くて、一部蛍光テープが使ってたりするような。


 

👆のものなんか、カラーもデザインも豊富でお安くて良さそうです。
バッグの内側に名前や住所を書いて入れられる

ところが我が家が用意しているのは、あまり目立つカラーではなく防水でもないバッグです(汗)

ダウソーで500円で売っていたので思わず購入してしまいました。

せっかくあるので、今年はこれでいきます(笑)

◉ネックストラップ

首がしまらないように体重がかかると外れるタイプがおすすです。
名札や防犯ブザーを下げるのに使います

○サンダル(クロックス)

履いて逃げる靴とは別に、100均で買える新品のクロックスを1足入れておきます。ワンサイズ大きめを買って、防災リュックに入れっぱなしにしておいて、普段使ってるクロックスがサイズアウトしたらまた一つ上のサイズの新品と入れ替えていこうと思います。

履いていた靴が濡れてしまった時の保険にもなりますし、宿泊地などでは内履きやスリッパの代わりとしても使えます。

ゴミ袋に入れておくと汚れた靴を入れるのに使えるでしょう。

○着替え

着替えの多くは子供用リュックにはかさばるので、基本的には保育者の荷物に入れることになるかと思いますが、最低限のものは子供用リュックに入れておくと必要な時にサッと取り出せて良いでしょう。

靴下、パンツ、下着、上着、スボン。

着替え1組を中身の見える防水用のビニールに入れておきます。
圧縮袋などに入れると本人が取り出せないため、袋の口はひねる程度で開けておきます。

それぞれワンサイズ上の新品をパッキングしておいて、シーズンごとに見直していきます。

◎レインコート・子供用ポンチョ

100均で買ったポンチョです。使い捨てではないタイプのもので、リュックごとかぶれるのでポンチョにしました。

自分で使えないと意味が無いので、封をあけて、一度子供に着てもらって、すぐに使えるようにして入れておきます。
傘はかさばるし、振り回されると周りにも危険なので、徒歩で逃げる場合はあまり使えないですね。

 

◎手袋(子供用の軍手)

軍手は100均に割とサイズが豊富に置いてありました。

とりあえずの手先を守るものとして必ず1式は入れておきたいです。
リュックの外側のポケットに入れてすぐ出せるようにします。

子供本人にもそこに手袋があることを知らせておきましょう

○ハンカチ・てぬぐい・バンダナ・タオル

余裕があれば全てを入れておいたら良いかと思いますが、子供のリュックの容量には限りがありますよね。

用途としてはどれも似ているので、家にあるもので一番適当と思われるものを入れるか、どれか1つに絞るなら、コンパクトで汎用性の高い「てぬぐい」かと思います。もしくはこの中では一番かさばりますますが、フェイスタオル1枚入れておけば全ての用途をまかなえます。

我が家は、てぬぐいを外ポケットに1枚入れることにします。

てぬぐいは買ったままを入れるのではなく、一回洗濯機にかけておこうと思います。

もう少し大きなリュックが背負えるようになったら、フェイスタオルも追加したいです。

○マスク

子供用の使い捨てを入れておきます。

○反射バンド

100均で買える足や腕に巻きつけて使う反射板です。夜の行動をする時には事故防止のために体やカバンに付けましょう。暗い中で迷子になった時に発見されやすくしたり、車道に出てしまった時に居場所を知らせて事故を帽子するためのアイテムです。


◉LEDランプ

キーホルダーになっているソーラー充電式のLEDランプと、手持ち式の防犯ブザー付きLEDの2つを持たせます。どちらもあらかじめ使い方を教えておくことが大事ですね。

▲サイリューム

サイリュームとは折り曲げたら光る棒で、お祭りとかで売ってるアレですが、非常に安いので大量セットで一度購入しておけば、普段のキャンプの時にも使えて楽しめるアイテムです。
反射バンドよりもしっかり目立つことができます。

必要なケース:

  1. すぐ手を離して遠くにかけていってしまう子供さん
  2. 都市部で避難時に人混みが避けられない場合

我が家は、田舎で子供も割と親のそばを離れたがらないため、不要とみなしました。不要なアイテムの断捨離も大事なことです。



いくら安くてもこんなに大量を使うアテが無いわ、って場合は、本数を減らして明るさをアップしたこちらの商品のほうがオススメです。

これでも1本100円以下のハイパーコスパ。持ち手がリング状なのでカラビナでカバンにつけたり、子供も剣ごっこ遊びに使えて楽しいかもしれません。

◉お水(水筒)

普段使っていて、自分で開けて飲める水筒にお茶を入れて持たせます。

ペットボトルは4歳児の力で開け閉めするのは難しい場合が多いので、緊急時でも水筒にペットボトルのお茶を移し替えて持って行くの良いと思います。

お水でも可。お水のほうが保存食の調理に使用したり、顔や手を洗ったりなどの汎用性が高いです。

あまり重くなってもいけませんので、我が家の場合、肩掛けで480mlをできれば持たせたいと思います。

魔法瓶900mlのボトルも、できれば持たせたいけれど、重すぎる場合は魔法瓶のほうを大人が持つことになるかと思います。



うちの子は購入当時にハマっていたスーパーマリオの水筒です。


サーモスの水筒は信頼性が高くて、飲み口も直飲みとコップの2つが付いてきます。これ1本のみの時は直飲みの口にして、👆の480mlと2本持ちのときはより水を衛生的に長持ちさせるためにコップ飲みにして準備します。

(緊急時のバタバタしている時に、水の入れ替えなどの準備ができるのか?と思う方は、480mlのを防災専用にリュックに入れっぱなしにしておくのも良いでしょう。落ち着いたら入れられるようにペットボトルのお茶かお水もリュックに入れて。)

◉おやつ

大量には与えたくないものですが、ストレスの緩和のためにも、甘いものは必要そうです。飴、ラムネ、スナック菓子など適量を入れておきます。
3歳くらいまでは自分でスナック菓子の袋を開けられなかったのですが、最近は上手に開けられるようになってきました。

おなかを膨らませるのにはおせんべいなども良いでしょう。
なるべく小分けパックのものを入れておきます。
勝手に一気に食べないように注意が必要です。

(今回動画の撮影をしていて思いましたが、緊急時には緊張で食べられなくなる子供もいそうです。栄養のことはおいておいて、食べてくれそうなものを入れておくのが良いと思います)

○ポケットティッシュ

うちの4歳児の場合ウエットティッシュの蓋を上手に開け閉めできないので、普通のポケットティッシュを1つ入れておくことにします。(念のため封をあけておきます)

○オムツ

長時間トイレに行けない場合や、夜オネショ対策のためのオムツも必要な数を入れておくと安心です。(我が家ではとりあえず3枚を私用リュックに入れておくことにします)

○ゴミ袋

防災グッズを小分けするのにビニールの袋を使っているので、それをゴミ袋に使おうと思います。

自分で使ってくれるかは謎ですが、一応専用の大きめゴミ袋を1枚入れておいても良いかも。濡れてしまった衣類などを入れておくのにも役立ちます。

○折りたたみコップ

ペットボトルのお茶やジュースを小分けする時や、食事をする時に小さなお皿代わりにもなるシリコンの折りたたみコップを入れています。

食事に使う時はサランラップを敷いても良いですね。

△使い慣れた練習箸

使い捨てのスプーン、フォーク、割り箸で十分なのですが、うちの子は100均で買えるプラスチックのお尻の繋がったお箸を自分で上手に使えるので、1式入れておきます。食事のストレスが減れば良いなと思い。

△歯ブラシ

親のカバンに入れておいても良いです。

それか「おしりふき」を「歯磨きシート」のように指に巻いてゴシゴシでも代用できると思います。

△絆創膏

本人だけで使えるかまだ微妙な年齢なので、保育者のカバンに入れておいても良いと思いますが、一応使い方を教えて入れておこうと思います。

かわいいデザインのものを用意しておくと子供が喜びます。

◉ヘルメット・帽子

地震、台風などの災害の時に、子供の大切な頭を守るグッズとして必要なヘルメットです。ですがヘルメットまでは全員が必要という訳でもなさそうで、必要と思われる方は

・地震の時:コンクリートのビルが多い都会にお住まいの方

・台風の時:徒歩で外を移動しなければならない方

だと考えられます。


 

上下折りたたみか、左右折りたたみ式のコンパクトになるタイプがおすすめです。それでもまぁまぁかさばりますのでリュックに外付けできるようなヘルメット専用の外袋を用意する必要がありそうです。

我が家はかなり田舎に住んでいるので、周りに高い建物はほとんどないし、台風の時の避難移動は主に車になる予定なので、今回は買わないという選択になります。

買わない=不要な荷物を増やさない

ことも大事です。

でも、もし買うとしたら、👆こちらのような日中の日光対策を兼用できて火事の時にも頭を守れる難燃素材で、かさばらない、こちらを買うと思います。

ただし、日よけという意味でも帽子はかならず1つは必要なので、2700円はちょっと帽子としてはお高めだし、色もハデで日常使いには向いていませんが、災害時には最適だと思いますので、揃えておいても良いかと思います。

もし簡易的に頭を守る場合、タオルと手ぬぐいを合わせて頭を覆うという手もあるのではないかと思いました。

我が家では普通の帽子を用意していますが、夏場なら首の後ろまでカバーのある帽子のほうが日焼けや疲れが防止できて良いと思います。



👆こちらはアースカラーも選べて、アウトドア感満載なデザインなので、普段のアウトドア使いにも活躍すると思います☺️

我が家では防止を他の防災グッズとまとめて玄関にぶら下げておき、普段使いと兼用しています。

○IDカプセル付きのホイッスル

ホイッスル、これぞまさしく防災用品というグッズですが、以外と子供が上手に使うのは難しく、オモチャにして不要な時に鳴らしたり、必要な時に上手にならせなかったりするので、4歳児の場合はまだそこまで優先度は高くはありません。
そのため、主にIDカードを入れておく防水のキーホルダーとして加えておくアイテムです。

念のため、使い方や使うシーンを子供と一緒に練習しておこうと思います

子供の場合、上手に吹けない笛を吹かせるよりは、思いっきり叫んで呼んでもらったほうが早い場合が多いんですが、叫ぶ体力が無い時に自分で笛を吹き続けられるのか、ちょっと謎ですね。IDカードは他にも持たせるので、あくまでお守り代わりです。

また首から下げさせる場合、あやまって紐を障害物にひっかけて転んだり高いところから落ちたりしたら、首を絞めて窒息や思わぬ事故となりかけないのでカバンなどにリール式キーホルダーでつけておくのが良いと思います。

◎防犯ブザー

ホイッスルよりも4歳児にとっては現実的な備えになるかと思います。

まず使うシーンと使い方をしっかり教えて覚えてもらう練習が大事です。

使うシーン

  1. 怖い人にあったり、怪我をしたり、とにかく怖いと思ったら
  2. 保育者とはぐれてしまったり、暗い場所などに閉じ込められてしまったら

○保険証のコピー

怪我などで運ばれた時すぐに見つけてもらえるように、100均の透明なケースに入れてタグシールを貼っておきます

◉持病がある子、投薬中の子の薬

花粉症やアレルギー系の飲みなれた常備薬は本人に持たせても大丈夫かと思いますが、誤った使い方をさせたら危険な薬は保育者が管理することにして、万が一保育者とはぐれてしまった時のため、持病の名前がメモやお薬手帳、母子手帳そのものをジップロックに入れて持たせておきます。

うちの子も軽いアトピー症状がありますので、保湿剤は保育者の荷物に入れておくことにします。ステロイド系のお薬も誤用すると危険なので保育者が持つようにしましょう。

◉家族の名前と住所を書いたメモ

本人、家族の名前、住所、連絡先(電話番号)を記したメモをすぐわかる場所に入れておきます。できれば後述する「手貼りラミネートフィルム」を使って防水加工しておくと安心です。

(実家や親戚など、連絡先は多いほうが良いかもしれません。)

◎家族と撮った写真

誘拐事件なども起きうるので、できれば家族であることを証明するために家族写真を撮って入れておくのが良いでしょう。
できれば👇の「手貼りラミフィルム」を使って防水ラミネート加工をほどこしておくと水に濡れても安心です。
(こちらはダイソーなどでも「手貼りラミネートフィルム」で売っています、在庫がなければお取り寄せ希望してみてください)


夏グッズ

冷感タオル

真夏の場合、冷感タオルを首まわりにまいておくと暑さをしのげるので1枚用意しておきます。

うちわ

子供が自分自身で使えるアイテムなので1つ用意しておきます。

多めの水

夏は脱水を避けるために水を多めに用意します。
飲み水としてだけではなく、冷感タオルを濡らすのにも使います。

冬グッズ

スノースーツ・防水手袋

真冬なら防寒着としてスノースーツと手袋を準備しておきたいです。

冬の間、保育園に一式預けてしまっていて家にはおいて無い

という可能性もあります。

できれば洗い替え用に2式持っておけたら理想ですが、買うと結構します。

我が家では、1式は購入して家においておき、1式は中古のいただきものを保育園に預けるという形にしています。

(季節物の子供衣類は全て買い揃えていたらお金がいくらあっても足りないので、積極的に中古を利用し、またサイズアウトしたら中古で売ったり周りに譲ったりして回していきたいところです。)

またサイズはかなりかさばりますし、屋内では逆に動き辛いので脱ぐ必要があるため、本当に寒い時期限定のグッズとなるでしょう。

オモチャ

  • クレヨン
  • お絵描き帳
  • 折り紙
  • トランプ
  • シール帳
  • その他お気に入りのオモチャ

あまりかさばらないもので、子供の好みに合わせて

4歳児には不要だと判断されたもの

小銭

まだお金の使い方を正しく理解していませんし、有事の際にお金を持たせておくことが役立つシーンはなかなか無いと思われるので、荷物を減らすために断捨離します。

ウエットティッシュ

ウエットティッシュの袋を上手に開けしめすることがまだ難しく、ティッシュを取り出すのも難しいので、普通のポケットティッシュのみにして、ウエットは断捨離です。

保育者が持つ4歳児のためのアイテム

子供のリュックには入らない、子供のためのアイテムは保育者のカバンに入れる必要があります。

  1. 着替え(季節に合わせて2〜3日分)
  2. オムツ(子供のオネショ頻度に合わせた数枚)
  3. 水、食料、お菓子
  4. 毛布、バスタオル、ティッシュなど身の回りの衛生用品
  5. 歯ブラシ(使い捨てでも可能)
  6. ファーストエイド

 

今回のセットにかかった金額は3000円程度です

ママキャン!では、これから子供が自立するまでの間、毎年、年1〜2回は子供の成長に合わせた防災グッズの見直しをしていきたいと思います。
来年は5歳児用のグッズの紹介をすると思います。いつか全年齢のページが揃うと良いですね☺️
ぜひ、参考に一緒に対策して防災レベルをアップしてみてください。

 

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